ここ最近データマネジメント関連の情報収集中に「DMP」なる三文字アルファベットをよく目にします(筆者だけかもしれませんが…)。あまりにも見かけるので、何の略語かと思い調べてみると「データマネジメントプラットフォーム」の頭文字とのこと。
インターネット上には数多くのサイトがあり、中には「今さら聞けないDMP」といった記事も見受けられました。それもそのはず、2013年後半に流行り始めた言葉だそうです。筆者もデータマネジメントコンサルタントの端くれとして、日々研鑽してる身です。データマネジメント関係の言葉はあれこれ知ってるつもりでしたが「DMP」は初耳でした。
さて、この「データマネジメントプラットフォーム」とは一体どのようなものなのでしょうか。筆者はその言葉の印象から、メタデータ管理を中心に、データモデリングやデータ品質管理機能を備えた統合ツールのようなものを想像しましたが、調べてみると全然違うものでした。
本メルマガでトピックにするにあたり、まず「データマネジメントプラットフォーム」の定義を調べてみましたが、定まっているようで定まっていない印象です。お決まりのように「オープンDMP」と「プライベートDMP」というキーワードが登場するのですが、流行り始めた2013年はさておき、現在ではその括りも微妙な感じになってきているようです。そこで、筆者視点でポイントになる部分を3つピックアップしてみました。
近年流行りの「データマネジメントプラットフォーム」とは
続いて「データマネジメントプラットフォーム」が流行っている理由を調べてみました。これには、One to Oneマーケティングへの関心の高まりや、マーケティング活動の最適化への意識向上などが背景にあるようです。ただ、最大の理由は大手企業での活用事例が出てきていることにあると思われます。
最後に「データマネジメントプラットフォーム」導入の課題について調べてみました。調べれば調べるほど様々な課題があることがわかりますが、上手くまとめていらっしゃるSATORI株式会社殿のホームページから引用させていただきます。
筆者が「データマネジメントプラットフォーム」という言葉の印象から想像したものとは違いましたが、その実現には「データマネジメント」は欠かせない要因の1つのようですね。