2023年10月18日にデジタル庁にて、データ活用推進向けのデータマネジメント実現について講師を務めさせていただきました。
国としてもデータマネジメントに強い関心があることが伺えました。
このブログでは国の政策について少し振り返りたいと思います。
国の政策は、デジタル社会の実現に向けた包括的データ戦略の推進です。
包括的データ戦略は、令和3年6月18日に閣議決定されました。
その後、具体的な実装や重点的な取組を重点計画に盛り込み、令和４年6月7日に閣議決定されました。
このような背景から、データ利活用のためには、データマネジメントに取り組む必要があり、近年の政府文書でも重要性を明記されたところであります。
民間企業でもデータマネジメントの重要性が増している中で、国の方向性と合致している点は、推進リーダーとしても追い風になると思います。
デジタル庁からもデータマネジメント実践ガイドブックが出されています。
これを機に国の文献もご覧いただければ幸いです。
「データマネジメント実践ガイドブック」についてのお知らせ
デジタル庁Data strategy team
https://data-gov.note.jp/n/n302ff74f4a7d
マイナビ主催イベント「TECH+ Business conference 2023 ミライへ紡ぐ変革 TECH+ データ活用 Week」での講演資料をダウンロードいただけます。
内容
・データ活用に対する「３つの不安」
・データマネジメントにおいて重要な「５つのS」
・マスターデータマネジメント実現を阻む「３つの壁」
本セミナーでは、データ駆動型経営の組織モデル論に基づいて、経営企画室主導の組織づくり、マーケティング部門主導の組織づくり、情報システム部門主導の組織づくりを簡単な事例を交えてご説明し、その組織モデルパターンをご紹介いたします。参加者の皆さまには、組織設計を考える上での道標を持ち帰っていただくことをゴールに設定し、お届けいたします。
「DX推進において、データマネジメントの必要性が腑に落ちていない。」
「DXやデータマネジメントの全体像が分からないまま、手探りで進めていてこれでいいのか分からない。」
「どのデータマネジメント施策から手を付けていいか分からず、自ら実行計画を作成できない。」「DMBOK（データマネジメントの知識体系を記載した本）を読んだが、何をしていいか分からず、活動が停滞している。」
DX推進部門リーダーのお客様から、このようなお悩みが急増しています。
本コースでは、DX・データマネジメント・データガバナンスの必要性から始まり、戦略→施策→組織づくりの考え方の解説とディスカッションをします。これにより、受講したリーダーが自ら今取り組むべきデータマネジメント施策を割り出し、実行計画を立てられるようになります。
データの本来あるべき姿を定義し、守らせるための組織・制度を設計し、これらを基に、プロジェクト現場に実際に守らせる、その役目を担うのがDA（データアーキテクト）です。
本コースでは、データアーキテクトとして求められる役割と、その実践ノウハウを学ぶことができます。