最後の関門、マスタデータ管理（MDM）を無理なく実現する方法
～ＭＤＭはなぜ必要なのか？　どう進めれば良いのか？～

具体的には、デジタル技術を使って「ヒト」や「モノ」の動きをデータに変換することで、現実世界の変化をリアルタイムに察知し、その変化の要因を探索することで気づきを得て、新たなビジネスモデルを作り出すことになります。そしてこれを継続的に実施します。

ここで「ヒト」や「モノ」など企業にとっての経営資源にあたるデータは「マスタデータ」と呼ばれます。DXの実現に向けて、様々なビジネス活動から生じるデータを適切に収集し、活用していくためには、全社に散在しているマスタデータをバラバラな状態のまま放置してしまうのではなく、これを全社横断で整備するための「マスタデータ管理（Master Data Management, MDM）」の導入が不可欠となります。

例えば、現実のビジネスで起きた事象の因果関係を突きとめたり、今後起こりうる事柄を予知したりするには、仮説を前提として全社に点在する様々なデータの相関関係を検証することが必要不可欠ですが、その検証はマスタデータが揃っているからこそ可能となります。

しかしデータ活用が進みつつある企業でも、マスタデータ管理の導入は「いずれ対応するから」と後ろ向きとなるケースが多くあります。それは各事業で個別に管理されているマスタを全社横断に再整備するのは、想像以上に苦労が多いからです。
そこには文化の壁が大きく立ちはだかります。MDMの導入はある部門での取り組みだけで成功するものではありません。関係する多くのステークホルダーに対してMDMの役割を訴求し、その必要性を十分に理解していただいた上で、全社で導入を推し進められるように協力してもらう必要があります。

本セミナーは、DX推進を目指すみなさまのMDM実現を成功に導くために、以下の2部構成でお届けします。

第1部では、なぜマスタデータが重要なのか、をしっかりと心に刻んでいただき、MDM導入プロジェクトを成功させるためには、具体的に何が問題となり、どう検討したら良いかをご説明します。

第2部では、実効性のあるマスタデータ管理の実現に向けて、Stibo Systems MDMを活用した場合の利点をご説明します。プロトタイピング方式で進める早期立ち上げやビジネスユーザーによる運用保守の内製化、活用事例から探るMDMのベストプラクティスなど、DX推進を目指す皆さまにとってためになるポイントをお伝えします。

※都合により、当日の発表内容および講師を変更させていただく場合がございます。ご了承ください。

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