私が単著で執筆した本が、2024年1月26日(金)に翔泳社から発売されます。
Amazonで予約が開始されましたので、お知らせします。
タイトルは『DXを成功に導くマスターデータマネジメント』です。
DX戦略、組織戦略、M&A戦略に欠かせないマスターデータの管理について書きました。
従来はシステム基盤の実現がメインでしたが、実際に企業内で推進していくためには「組織づくり」が欠かせないことと、合わせてその組織の人材育成のための「教育づくり」が求められることから、この3つにフォーカスしました。
経営者、推進リーダー、エンジニアのそれぞれの立場で読める本となっています。
執筆の背景を少し振り返ります。前著である「DXを成功に導くデータマネジメント」を刊行した際、尊敬しているある著作家から「今度は単著を目指しましょう!」とエールをもらっていたため、単著を目指していました。
そんな中、前著から1年後に兄弟本の話しをいただきました。そこで今回は、私が一番書きたかった「マスターデータマネジメントの実現」について企画しました。マスターデータマネジメントの実現は、多くの企業で何十年も悩まれている社会課題となっているため、これまでの経験と知識がお役に立てると考えました。
ところがいざ始めてみると今回は、経験と知識が膨大にあるがゆえに何を載せれば最もよく伝わるのかに悩むこととなり、執筆に大変時間を要しました。書いては消して、書いては消しての連続でした。この領域は先人が築き上げてきた知見が豊富にあり、きちんと継承したいという思いも強く、この点にも時間をかけました。
また、執筆中は私が関わってきたたくさんのお客様や同僚が頭に浮かび、たくさんの人の支えを感じました。この支えには感謝の一言に尽きます。妻のサポートもあり、土日や平日の夜の時間を確保できました。子育てで大変なときにサポートしてくれたことには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
このように、いろんな人の支えがあり誕生した本だと思っております。
私のコンサルタントとしての経験と思いを込めて、マスターデータマネジメント実現のためのノウハウを詰め込んだ一冊ですので、ぜひお手に取って頂ければ幸いです。
DXを成功に導くマスターデータマネジメント
データ資産を管理する実践的な知識とプロセス43(翔泳社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798178888
2月2日(金)に刊行記念セミナーを開催!
データ活用を絵にかいた餅にしないための大原則とは?
新刊「DXを成功に導くマスターデータマネジメント」の著者の伊藤が「データ活用を絵に描いた餅にしないための大原則とは?」をテーマに、マスターデータマネジメントに欠かせない基盤、組織、教育について、書籍には載せきれなかった情報も加えてお伝えします。