2008年冬 第23回データベース特別研究会
〜システム開発の動向と2007年の総括〜
去る2008年2月8日(金)、アイビーホール青学会館にて「冬期特別開催セミナー」を開催し、ご好評のうちに閉幕いたしました。
会場では各講演の終了時に多数の質疑が行われ、参加した方々は有意義な情報交換の時間を過ごされていたようでした。
現在のシステム開発の動向について、いくつかのトピックを取り上げて解説した。
2007年秋にロンドンで行われた国際カンファレンスで発表された事例について説明した。
国際的な標準化活動、特にデータの意味の標準化と、意味共有に関わる概念であるオントロジーについてご紹介いただいた。
国際的な体制づくりやDOA推進などの活動成果と、今後のヴィジョンをご紹介いただいた。
今回のセミナーの内容を概観し、これからの情報システム部門の環境や役割について考察した。
9:30〜9:40 | セミナー開会のあいさつ |
【第1部】第23回 データベース特別研究会 | |
9:40〜12:30 |
1. 〜システム開発の動向と2007年の総括〜 (株)データ総研 DRIフェロー わが国の意味論データモデル研究者の草分け。1985年(株)データ総研を創設。PLAN-DBを中心としたDOAコンサルティングを展開。主著に「データ中心システム入門」「データ中心システムの概念データモデル」「データ中心アプローチによる情報システムの構築」、「名人椿正明が教える〜」シリーズとして、2005年に「データモデリングの技」を出版。2006年に「システム分析・モデリング100の処方箋」、「帳票分析50のケーススタディ」を出版。工学博士。
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12:30〜13:15 |
昼食 |
【第2部】経営力を強化するIT活用方法の研究 | |
13:15〜14:45 |
2. 世界のデータ管理手法の動向と先進企業の事例紹介 (株)データ総研 代表取締役社長 データアーキテクト。DOAメソドロジスト。1984年システムエンジニアとして共同利用型バンキングシステムの設計・開発に従事。 1988年(株)データ総研入社。データ中心システム設計のコンサルティングを始める。電力・通信・製造・化学・建設・運輸・金融など数多くの業界におけるデータ構造設計に携わる。1993年から業務アプリケーション全体最適化のコンサルティングも手がける。2000年に代表取締役社長就任、現在に至る。主著に「データ中心のエンタープライズアーキテクチャ」がある。 (株)データ総研 シニアコンサルタント 信託銀行・鉄鋼会社系ベンダー・総合電気メーカ系ベンダー・金融系シンクタンク・ネット証券会社を経て、2007年データ総研入社。一貫して銀行・証券業界のデータ管理、システム構築に従事。あらゆる銀行・証券業務に精通。
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15:05〜15:55 |
3. XML標準化におけるdata(意味)共有へのアプローチ 日立電線株式会社 IT業革推進本部 業革推進室 エキスパート 1982年(/04)日立電線(株)入社、営業企画・営業を担当
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16:05〜16:55 |
4. グループ&グローバル経営に貢献するITソリューション ヤマハモーターソリューション(株) 常務取締役 経営マネジメントセクター長 1974年ヤマハ発動機入社。情報システムの企画・開発・運用の全般に携わり、特に全社のシステム化計画、システム開発方法論の導入、経営革新プロジェクトにおけるIT企画などのテーマに取り組んだ。 2000年に情報システム室長。 2001年から、Yamaha Motor U.S.A.へ出向、Senior Vice President として経営企画・財務・人事・IT部門を管轄。 2006年に帰任しヤマハモーターソリューション(株)に勤務。
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17:05〜17:30 |
5. 総括 (株)データ総研 取締役副社長 1969年千代田化工建設(株)を経て1985年(株)データ総研入社。創設時のメンバーの一人として数多くのプロジェクトに関わる。建設・電機・医薬・金融・食品・不動産・機械・化学・通信・石油・電力の業界でコンサルティングを実践し、生産管理・流通・工事系の業務に精通する。
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17:30〜17:40 | 全体質疑応答、セミナー閉会のあいさつ |
17:45〜19:30 | 情報交換会 ※別室にて軽食とお飲物をご用意しております。 |
名称 | 2008年冬 第23回データベース特別研究会 〜システム開発の動向と2007年の総括〜 経営力を強化するIT活用方法の研究 |
会期 | 2008年2月8日(金) |
会場 | アイビーホール青学会館 |
今年で23回目となる「データベース特別研究会」は、DRIフェロー 椿正明が、日頃から目を通している国内外約400もの文献を整理し、情報システムに関するトレンドを独自の視点で発表いたします。今回も、椿正明が2007年の動向・今後の展望について熱く語ります。
今年は、BI, SaaS, MDM, CDI, SOA がキーワードのようです。
連結経営や株式の時価評価の一般化など、急激なビジネス環境の変化を背景に、企業価値をどう高めるかは多くの企業に共通する課題となっています。
マーケットは益々海外へと広がり、経営も単体から連結へとシフトし、情報システムは否が応でも広域流通・全体最適を求められる方向です。
しかし、日本の多くの企業が課題と感じつつも、レガシーの重圧から、なかなか戦略的IT活用に至れずに、苦慮されているのではないでしょうか?
第2部では、国内外の動向や企業の取り組みのご講演を通じ、経営に貢献する情報システム/情報システム部門の今後について、次のような側面から皆様と共に考えていきます。
など、情報システム開発に携わられている方を広くお待ち申し上げております。
※本ページに掲載されている所属、役職等は開催当時のものとなります。