「ガバナンス」と「マネジメント」を分離・循環させて成功に導く!
DX推進を掲げる企業では、社会や産業、個人行動のデジタル化に一早く目を付けて、膨大なデータを分析し、新たな気づきを得て、新規事業や既存事業に活かすデータ駆動型経営を実現しています。データ駆動型経営が進んでいる企業では「データは資産」であり、事業に活かすことが当たり前という文化が根付いており、その土台となる組織・体制が整えられています。
データ総研では、データ駆動型経営を成功へ導くための組織の在り方として、「データガバナンス」と「データマネジメント」とは分離して循環させるべきであり、データガバナンスは経営戦略を評価する視点で循環させ、データマネジメントは現場を育てる視点で循環させるのが理想であると考えます。組織づくりにおいては、データガバナンス組織は企業で1つ設置、データマネジメント組織は業務領域ごとに設置し、業務領域横断の調整機能として、ステアリングコミッティを設置します。こうすることで、企業全体で整合性のとれたデータが維持できるようになります。
本セミナーでは、データ駆動型経営の組織モデル論に基づいて、経営企画室主導の組織づくり、マーケティング部門主導の組織づくり、情報システム部門主導の組織づくりを簡単な事例を交えてご説明し、その組織モデルパターンをご紹介いたします。参加者の皆さまには、組織設計を考える上での道標を持ち帰っていただくことをゴールに設定し、お届けいたします。
1.はじめに
2.理論:コンセプト・メカニズム
3.今後に向けて
4.今後に向けて:8原則と成熟度
エグゼクティブシニアコンサルタント
2002年にIT業界に入り、情報システムの企画・開発・保守・運用を一通り経験。
20年近くIT業界を見て分かったことは、すべての業界・業種がデータに関する課題を抱えており、それが社会問題にまで発展していることであった。
データに関する課題を解決するためには、企業内に人材を育てる必要があると考え、データマネジメントスクールを立ち上げ、方法論を開発した。研修・ワークショップ・OJTを企業向けに展開し、15,000人を超える人材を育ててきた。
現在は、人材開発の経験を活かし、データガバナンス・データマネジメントの組織づくりに従事している。
<コンサルティング支援実績>
小売、金融(銀行/保険)、サービス(インターネット/人材派遣/広告/不動産)、メーカー、製造、医薬、電気、建設、官公庁、教育、情報通信など30以上のプロジェクトを支援
<著書>
DXを成功に導くデータマネジメント データ資産価値向上と問題解決のための実務プロセス75
https://amzn.asia/d/22OfSFx
DXを成功に導くマスターデータマネジメント データ資産を管理する実践的な知識とプロセス43
https://amzn.asia/d/d8GW0nP
<保有資格>
データガバナンス、データマネジメント組織づくりの考え方を知りたいリーダーや担当者
データマネジメント推進を全社に広げる立場にあるリーダー
データマネジメント推進をミッションとして与えられた情報システム部門のリーダー
データマネジメント組織を社内に認めてもらうのに困っているリーダー
データマネジメントプラットフォーム(DMP)の管理に困っているDX推進リーダー
開催日 |
2024年12月 5日(木) |
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時間 |
16:00~17:00 |
主催 |
株式会社データ総研 |
講師 |
伊藤 洋一 |
費用 |
無料 |
開催形式 |
ZOOMによるウェブセミナー形式 |