2010年度夏季特別開催セミナー
2010年7月2日(金)、アイビーホール青学会館にて弊社フェローを務めた椿正明の引退記念特別セミナが開催されました。
当セミナは講演とパネルディスカッションの二部構成で行われました。講演は「DOA人生の総括とDOA2.0の夢」と題し、DOAの成立から今後のシステム開発においてDOAが果たすべき役割にいたるまでが椿によって語られました。DOA黎明期に化学工学エンジニアとして関わり始めてから現在に至るまで、常に一線で活躍し続けている椿の半生はまさに『DOA人生』そのものです。その経験に支えられた椿のシステム論については、休憩時間に入ってからも参加された方々から質問が飛び交っていました。
パネルディスカッションでは、椿主催の研究会「K2W(Know What is the problem and Who knows it)」メンバーによって、SOAとDOAの関係が語られました。SOAの定義そのものからクラウドへのDOAの適用などについて、活発な意見が交わされました。
意見交換は懇親会でも続き、椿を中心に議論が尽きることはありませんでした。
実装独立のDOAについて、椿自身の体験に基づき、DOAの誕生から、今後のシステム開発への新たな展望について語りました。
13:30~13:35 |
セミナー開会のあいさつ |
13:35~16:30 (途中15分休憩あり) |
「DOA人生の総括とDOA2.0の夢」 |
16:30~17:00 |
「K2W:略式パネルディスカッション ~SOAとDOA~ 」 |
17:00~17:15 |
全体質疑 |
17:15~17:30 |
閉会(懇親会ご案内) |
17:30~19:00 |
懇親会 |
19:30 |
閉会 |
名称 | 「DOA人生の総括とDOA2.0の夢」 ~ データ総研椿正明の締めくくり ~ |
主催 | (株)データ総研 |
会期 | 2010年7月2日(金) 13:30~17:15 |
会場 | アイビーホール青学会館 |
参加費 | 無料 懇親会参加費:3,000円(税込) |
「ご存知の方も多いかと思いますが、2月に予定した通称「DB研」最終回(25回)が椿の事故で流れました。今回はそのやり直しのご案内です。内容は24回までは前年の文献の整理によるトレンドの解説でしたが、今回は椿のDOA40年の振り返りと、データ通信場によるアプリ連携と企業間連携の夢を語るものです。正しいDOAによってプログラミングレスとスパゲッティレスを実現する方法が見えましたので、情報産業界の抱える多くの問題解決の切り札として御検討いただきたく紹介させていただきます。
なお中断中であったK2W(Know What is the problem and Who knows it)研究会の締めとして、SOAをテーマに略式パネル討論を行いたいと思います。」
株式会社データ総研
わが国の意味論データモデル研究者の草分け。1985年(株)データ総研を創設。PLAN-DBを中心としたDOAコンサルティングを展開。主著に「データ中心システム入門」「データ中心システムの概念データモデル」「データ中心アプローチによる情報システムの構築」、「名人椿正明が教える~」シリーズとして、2005年に「データモデリングの技」を出版。2006年に「システム分析・モデリング100の処方箋」、「帳票分析50のケーススタディ」を出版。工学博士
※本ページに掲載されている所属、役職等は開催当時のものとなります。