会社情報
平素より格別のご支援とご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
グローバルで進展するデジタル化の波は、もはや対岸の出来事ではなく、すべての企業の存亡を左右する課題となりました。かつての強みであった品質や価格競争力の高さでさえも、デジタル技術を駆使した新たなビジネスモデルに取って代わられようとしています。
この激しい変化の時代を勝ち抜く企業に共通するのは、変化を恐れない姿勢と、その足元を支える「正しい情報」の存在です。お客様が何を望み、自社がどういう状況にあり、競合がどう動いているのか。確かな情報が、次の一手を確信あるものに変えます。
情報はデータの集合体であり、その価値を最大化する活動こそが「データマネジメント」に他なりません。私たちは、データをヒト・モノ・カネに次ぐ「第4の経営資産」と捉え、その価値を最大化することの重要性を一貫して説いてまいりました。この新たな経営資産は、ただ保有するだけでなく、攻めの「データ活用」と守りの「データ保護」の両輪を回して初めて、その価値を高めることができるのです。
しかし、データマネジメントの実現は容易ではありません。その根幹には、データに対する人々の認識のばらつきという普遍的な難しさがあります。「何を同じデータとし、何を違うデータとするのか」。このデータの単位と関係性を定義し、組織の共通認識を築く技術こそが『データモデリング』であり、私たちデータ総研が創業以来こだわり抜いてきた核となる技術です。私自身、これまでのキャリアを通じて、この地道で根源的な活動なくして、真のデータマネジメントは成し得ないと確信しております。
2025年10月、私たちは創立40周年という大きな節目を迎えます。これもひとえに、長きにわたり当社を信頼し、ご支援くださったお客様、パートナー企業の皆様のおかげです。改めて深く感謝申し上げます。
また、この歴史を紡いできたのは、データマネジメントという世界に飛び込み、真摯に向き合い続けてきた社員一人ひとりの情熱です。彼らが持つ専門性と誠実さこそ、データ総研の最大の財産であると常に感じています。
私たちはこれからも、創業の原点であるデータモデリング技術と、実践で培ったデータマネジメントのノウハウを両輪に、お客様のデータ資産価値を最大化し、企業価値の向上へと繋げる真のパートナーであり続けたいと願っております。
皆様と共に、輝かしい未来を創造していけることを、心から楽しみにしております。どうぞこれからも変わらぬご支援を賜りますようお願い致します。
ユニリタグループは『Information』『Service』『Cloud』の3つのコアテクノロジーを通じて、お客様のビジネスにおける価値を創造するDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる真のパートナーを目指しております。
データ総研はユニリタグループの一員として、DX推進の重要な成功要因であるデータマネジメントのノウハウを磨き、お客様の課題解決のためのコンサルテーション・研修ビジネスを展開して参りました。
今後もグループのシナジーを発揮し、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献できる企業を目指して取り組んで参りますので、引き続き一層のご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。