弊社コンサルタントの業務の1つに教育コースの講師があります。
教材の内容に、日々のコンサルティングで得た経験をアドオンして受講者にお伝えします。
そのため、弊社コンサルタントは「教育」に対しても日々学び、研鑚を積んでいます。
今月のメールマガジンでは「教育」をテーマに、当然と言えば当然ですが、当然すぎて
意識から漏れがちなことについて書いてみます。
皆さんは教育に必要なものは一体何だと思いますか?
講師の熱意でしょうか、テクニックでしょうか。あるいは良くできた教材でしょうか。
筆者はそれらは必要条件ではあるが、十分条件ではないと考えます。
その理由は、教育は講師と生徒のコミュニケーションにより成立するという双方向性を
持つものだからです。
どれだけ講師側が熱意をもって、話し方や間の取り方に気を付け、最高の教材を用いて
講義を行ったとしても、生徒側がそれをちゃんと受け取めなければ一方通行です。
片思いではなく両想いになってこそ教育なのです。
では「両想い教育」の実現には何が重要でしょうか。
答えはシンプルで、生徒が学びたいことを学べるか否かです。
誰だって、学ぶ必要が無いものをわざわざ時間を割いて学ぼうとはしませんよね。
公私によらず、自分の「目的」に合致するから時間を割いて何かを学ぶのです。
教える側に立つと「教えたい、知って欲しい」という"我"が出てしまいがちですが
生徒の「目的」を意識し、そこに寄り添うことが最も重要なのです。
教育の世界では、成人学習をアンドラゴジーと呼び、子供の学習と分けて考えます。
成人は、学習の動機が課題意識に基づく場合が多いため、いつの日か使う知識ではなく、
すぐに使える知識を必要とします。そして座学より経験を通じた学習を重要視します。
まさに"目的あってこその学び"というわけです。
弊社では皆様の"大人の学習"に役立てていただこうと、新たな教育コースの提供を
開始しました。これまでの教育コースとは異なり、演習をメインにした反転学習型です。
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