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今年もEDWにデータ総研社員が参加してきました

告知

皆さんは「Enterprise Data World」(以下EDW)というものをご存知ですか?
EDWとは、国際的なデータマネジメント専門家の非営利団体である
DAMA(DATA MANAGEMENT ASSOCIATION)とデータマネジメント教育組織のDATAVERSITYにより運営されており、ベンダー中立でデータマネジメントをテーマにしたカンファレンスとして世界一の規模のものです。

北米を中心としたデータマネジメントの専門家が集い、1週間にわたり事例発表や熱い議論が行われます。参加者にとっては、データに関する最先端のトピックに触れることができる貴重な場です。データ総研では毎年EDWに社員を参加させており、今年も2名が参加してきました。

※以下のURLから、今年のEDWのWebページを参照できます。(全編英語)
http://edw2015.dataversity.net/

今月号では参加者のレポートをお届けします。

19回目の開催にあたる今年度は、3月29日から4月3日までの1週間にわたって、
アメリカのワシントンDCにあるグランド・ハイアットホテルで開催されました。
北米を中心に、延べ900名近くのデータ専門家が集まっていました。

初日のワークショップを皮切りに、合計150以上のチュートリアル、セッション等が同時進行で開催されるため、朝から晩までデータマネジメント浸けになりました。
夜は、ホテル内のあちこちでデータマネジメント界の著名人の交流会が行われており、はしごして顔を出すうちに、気がつくと真夜中を過ぎていることもありました。
睡眠不足&時差ボケのコンボで、かなりハードなカンファレンスでした。

発表内容は、データガバナンス、データモデリング、メタデータ管理、MDM、BIなど、トラディショナルなデータマネジメントが主流でした。
物理実装技術に関するトピックは、概念や論理的な解説が中心でしたが、近年のインターネット技術の発展に伴い、NoSQL、Hadoop、ビッグデータ、データサイエンスなどの講演も増えてきていました。
今年はとくに、「データ戦略」について触れるセッションが多かったです。個々のビジネスシーンでデータを活用するだけでなく、ビジネス戦略とデータ戦略を結びつけ、いかに企業のミッション・ビジョンを達成していくのか…
という議論が、主要なセッションで行われていました。
また、モノのインターネット(Internet of Things : IoT)というキーワードもよく聞きました。今後、EDWのトピックのひとつになりそうです。

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1週間もの間、朝から晩までデータマネジメントにどっぷり浸かってきたようです。
あまりにも浸かり過ぎて知恵熱が出たとか、出なかったとか…

来年は4月17日~22日の約1週間、サンディエゴで開催されます。
データマネジメントにどっぷり浸かりたい方は参加を検討してみてはいかがでしょうか。

次号では、実際に聴講した講演を基に主要なトピックをご紹介したいと思います。
お楽しみに!!

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