今回はDX人材の育成・確保について考えてみたいと思います。
2018年9月7日、経済産業省の「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」(以下、DX研究会と表記)から、中間取りまとめの位置づけでレポートが発表されました。
最近の基幹系システム再構築、SoE(Systems of Engagement:顧客と繋がるためのシステム)の構築やビッグデータ分析などのプロジェクトには、‟システム間連携の見直し”という共通テーマがあります。そして、それらのプロジェクトをきっかけにして「データHUBシステム構築プロジェクト」を立ち上げるケースが増えています。
データハブシステム構築の背景
2013/04/09 10:00:00 / by DRIコンサルタント posted in データHUB
最近、データハブシステムを構築するプロジェクトが増えています。
今回はその背景を考えてみたいと思います。
データハブシステムとは、一言でいえば、情報システム間のインタフェースシステムです。個々の情報システムを個別にインタフェースするのではなく、一度、共通的なデータの置き場(ハブ)にインタフェースデータを格納し、そこから各情報システムが、自分のほしいタイミングで、自分が必要とするデータだけを取出す仕組みです。データハブに置くべき標準データの設計は大変難しく、大手のSIベンダーさんでも、経験者は非常に少ないです。